医療事務の資格を取得するメリットは、
- 仕事に困らない
- 正社員・パート・アルバイトなど働き方が自由に選べる
- 取得すれば一生有効な資格
- 少子高齢化の影響でこれからも需要は高まる!
- 何歳になっても使えるし、働ける!
- 再就職でも有利になる
などなど。
メリットはめちゃくちゃいっぱいあるんです!
すぐに就職や再就職を考えていなくても、将来的には働きたいと考えている人も資格を持っていればそれだけで大きなアドバンテージになります!
当サイトでも超イチオシの資格ですね!
しかし、この記事に辿り着くまでに、
【医療事務の仕事は資格がなくてもできる】という気になる情報もあったかと思います。
『えっ?じゃあ、医療事務の資格をわざわざ取る必要ないじゃん!』と思う人もいると思います。
ということで、
医療事務資格の魅力やメリット・取得する必要はあるのか?など徹底的に記事にしていきます!
医療事務ってどんな仕事をするの?
資格の中でも圧倒的に人気なのが医療事務ですが、具体的にどんな資格でどんな仕事をするのでしょうか?
医療事務の仕事内容は病院での、
- 受付
- 会計
- レセプト(診療報酬明細書)の作成
がメインの仕事になっています。
会計や受付はイメージがしやすいですが、レセプトってあまり聞きなれない言葉ですよね。
医療費は通常、3割負担になっていて、7割は保険で支払われています。
例えば医療費が1,000円だったら、患者に請求されるのは300円で残りの700円は健康保険で支払われています。
レセプトは病院の大切な収入になるため重要な書類になりますね!
レセプト以外にも、受付業務や会計業務も行うのも医療事務のお仕事です。
病院に行ったときに受付のお姉さんがいますが、その人の仕事をイメージすると医療事務がわかりやすいと思います!
医療事務のメリットや魅力ってなに?
記事の最初でも紹介しましたが、医療事務にはメリットがたくさんありますね!
先ほどはサラッと紹介するだけだったので、ここからはもう少し具体的に紹介していきます!
医療事務は仕事に困らない!
病院って全国どこにでもありますよね!
実は、病院の数はコンビニの2倍ほどの数があるとも言われています。
病院ってめちゃくちゃたくさんあるんです!
病院によって規模は様々ですが、どんな病院にも事務を担当している人がいますね!
ってことは、病院の数だけ医療事務の需要があるってことです!
しかも、コンビニの2倍の数があるってことは極端に言うと、コンビニのバイトを探すよりも簡単に就職先が見つかるとも言えます!
さらにさらに!
日本はこれからどんどん少子高齢化が進んでいきます!高齢者が多くなるということはそれだけ病院の需要が高まることになるので、医療事務の需要もどんどん高まっていくことになります!
働き方が自由に選べる!
医療事務の求人を確認してみると、
- 正社員
- パートタイマー
- アルバイト
というように、いろいろなタイプの求人があります。
色々な勤務体系があるので働き方をある程度自由に選べるのも医療事務の魅力の1つですね!
人によっては、
- フルタイムで働きたい!
- 子どもが幼稚園に行っている4時間前後を目安に働きたい
- 週に3日ほど働きたい
とうように、働ける時間が限られてきますよね。
そのような個々の事情があっても働き方を選べるのは大きなメリットです!
医療事務の求人は常に出ています。ってことは、それだけ人で不足とも言えますよね。
たくさんの求人から自由に選んで就職することができるので、ライフスタイルに合わせて働くことができるようになるんです!
出産や育児が落ち着いてからの再就職でも有利!
結婚や妊娠、出産、育児などのライフイベントが多い女性は、その都度働き方も変わっていくことになります。
やむを得ず仕事を辞めることになる人も多いと思います。
でも、子育ても落ち着いてきたら『また働きたい!』と考えるようになると思います!
家計を助けるためだったり、自分のために働きたいなど、理由も様々ですね!
そんなときに、なんの資格もない人は再就職が厳しくなってしまうのが現実です。
医療事務の資格があるだけで、医療事務に関する知識を身に付けているという証明にもなりますし、それだけ再就職もしやすくなるんです!
一度取得すれば一生使える資格!
医療事務の資格には有効期限がありません!
一度合格しておけば、何歳になっても『医療事務認定実務者(R)』という資格を履歴書に書くことが出来るんです!
育休中に取得したり、仕事や家事の合間に勉強して取得したりなど。
早いうちに資格を取得していれば、これから先の就職でも大きな力になってくれますね!
これから医療事務として就職したい人や、将来的には働きたいと考えている人は医療事務認定実務者(R)を取得しておいて損することはないでしょう!
年齢を気にせず、働きやすい!
医療事務の仕事内容はデスクワークが中心です。
体力的な負担も小さく、何歳になっても働くことが可能な仕事ですね!
ってことで、やはり一生使える資格と言えます!
医療事務の資格試験ってどんな内容?
受付・会計・レセプト作成などの仕事をすることになるので、幅広い知識が求められることになります。
なぜ幅広い知識が要求されるのか?
特に医療の現場で使われる専門用語などは普段は聞きなれない言葉です!
しかも、お医者さんの字ってめちゃくちゃ読みにくいですし…。
また、受付や会計といっても、医療事務では通常の受付や会計と違って特殊な面もあります。
健康保険の種類にも、国民健康保険と健康保険、共済組合がありますし、
後期高齢者医療制度などの年齢によって自己負担率が違うこともあります。
また、後期高齢者医療制度の中でも所得によって自己負担割合が違うこともあるんです。
他にも、労働災害の場合だったり、高額療養費制度だったりと覚えることもたくさんあります!
資格がなくても、医療事務の仕事はできると言われていますが、きちんと勉強して知識を身に付けていないと良い仕事ができるとは言えないのではないでしょうか?
ということもあり、医療事務資格の勉強は意外と大変なんです!
実際の試験内容を確認してみよう!
ここでは、全国医療福祉教育協会で公開されている試験問題を紹介していきます!
どんな試験で、どれくらいの知識が要求されるのかの目安にもなりますね!
問1
話し方として適切なものを選びなさい。
- a.忙しいときはスピードを重視する。
- b.具体的にわかりやすく説明する。
- c.事務的に抑揚なく説明する。
- d.内容を理解しているか確認せずできるだけ多く説明する。
問2
レセプトの提出期限として正しいものを1つ選びなさい。
- a.レセプトの提出期限は、診療月の月末まで
- b.レセプトの提出期限は、診療月の翌月の月末まで
- c.レセプトの提出期限は、診療月の翌月の20日まで
- d.レセプトの提出期限は、診療月の翌月の10日まで
問3
皮膚科特定疾患指導管理料が算定できない診療科を1つ選びなさい。
- a.皮膚科
- b.アレルギー科
- c.整形外科
- d.形成外科
抽出して3つの問題を紹介しましたが、かなり専門的な内容で、しっかりと勉強と対策をしていないと合格するのはかなり難しい試験ですよね。
『医療事務の仕事は、資格がなくても大丈夫』
と言われていますが、
雇い主(病院側)としては資格がある人を雇いたいと思うのは自然の流れだと思います。
自分がもしも、病院側の立場だとしたら、資格がない人よりも資格がある人のほうを雇いたいと思いますよね!
試験の概要を確認!
受験資格 | 誰でも受験できる |
受験料 | 5,000円 |
試験の形式 | 学科試験:マークシート60問
実技試験:マークシート(外来1症状) |
合格点 | 学科と実技それぞれ60%以上 |
合格率 | 60~80% |
上記が資格試験の概要ですが、気になるのが『実技試験:マークシート(外来1症状)』だと思います。
全国医療福祉教育協会で確認してみると、
1.平均的な外来診療例から、診療報酬明細書を作成・点検する知識がある。
2.医療保険制度の概要および診療報酬制度のしくみを理解し、上書き欄が正しく記載できる。
3.診療報酬明細書作成を行うために必要な傷病名、検査法、医薬品等の用語およびその略語の主なものを理解している。
4.点数算定ついて、基本的な計算が正しくできる。
5.診療報酬点数の各項目の告示や通則の基本的な知識がある。
6.時間外等の加算が正しく算定できる。
7.小児に関する加算が正しく算定できる。
8.診療報酬明細書の記載について、基本的な知識があり、摘要欄記載が必要な診療行為を理解している。
かなり細かく書いてありますが、要は与えられた診療例からレセプトを正しく作成できるかどうかが問われることになります。
予想以上に難しそうと感じた人も多いのではないでしょうか?
私は感じましたね…。
資格試験は毎月ある!
医療事務試験の良い所は、 『毎月試験がある』ってことです!
資格試験といったら年に1回~3回程度しか実施されてませんよね。
『よし!医療事務を取ろう!』とやる気になっても、次の試験が10か月後…なんてなったらやる気は完全になくなりますよね。
いつやる気になっても、試験を受けることができるのも医療事務資格のメリットと言えますね!
医療事務の勉強方法!
勉強方法には、
- 独学で勉強
- 通信講座を利用
- スクールや専門学校を利用
主に上記の3つの方法があります。
独学は費用を安く抑えられるメリットがありますが、勉強方法やペース配分、疑問点をなかなか解決できないといったデメリットがあります。
スクールや専門学校を利用する場合は、合格率が1番高くなるというメリットがありますが、費用面では1番高額になってしまうデメリットがあります。
また、スクールに通うスケジュールなどを考えると学生向けであり、大人には難しい勉強方法と言えますね。
最後に通信講座を利用する場合ですが、
費用面は独学よりも高く、スクールよりもかなり安くなります。
メリットとしては、
- 勉強する時間を自由に選べる
- わからない点は、メールや電話で質問できる
- 初めて医療事務の勉強をする人でもわかりやすい教材が使われている
- オンラインで勉強できるので、スマホを使ったスキマ時間での勉強ができる
などがあります。
仕事や家事・育児の合間で勉強していこうと思っている人は、通信講座での勉強が1番オススメの方法と言えますね!
ユーキャンの医療事務講座がオススメ!
オススメの通信講座はユーキャンの医療事務講座です!
ユーキャンには100以上の講座がありますが、その中でも1番人気の講座が『医療事務講座』なんです!
初心者でもわかりやすく勉強しやすいだけでなく、『学習サポート集』という医科点数便覧などが収録されたテキストもセットでついてきます。
点数便覧は、試験に合格したあとも実務でも使えるものですね!
そして、ユーキャンをオススメする1番の理由は『学びオンライン プラス』と呼ばれる学習コンテンツにあります。
試験勉強と言えば、教科書とノートを使い机に向かって勉強するイメージが強いですが、ユーキャンだとスマホだけで勉強を進めることができるんです!
忙しくて、まとまった勉強時間を確保するのが難しい人は、スキマ時間を上手く使って勉強できる『スマホ学習』で効率的に勉強を進めていきましょう!
まとめ
資格はたくさんありますが、その中には取得してもあまり意味のない資格があったりもします。
でも、医療事務という資格は一生有効な資格で、就職や再就職でも有利にすることができるものです!
ライフイベントによって働き方が大きく変わる女性にとって、医療事務はメリットが大きい資格といえます。
資格の人気が高いということは、それだけ医療事務資格を持っている人が多く、『資格の希少価値』はないと思われますが、求人の需要はそれ以上にあります!
働きやすく、仕事に困らないので個人的にも女性に1番オススメする資格なんです!